RSP1/2 + HDSDR + トランシーバーのCAT連動方法 
(2016年12月25日時点 - HDSDR V2.75 Beta3)

                      Prepared by ICAS Enterprises

RSP1/2 + HDSDRの受信機セットと、市販トランシーバーのCATによる連動方法
を説明します。本例ではKenwood社のTS-440Sトランシーバーとの接続例を
示します。(CAT対応の市販トランシーバーであれば、同様の設定で使用可能です。)

CAT対応トランシーバーとPCのシリアル接続

トランシーバーのCAT接続に対応しているUSBシリアル(通信)ケーブル
を用いて、HDSDRがインストールしてあるWindows PCに接続してください。
接続後、WindowsのデバイスマネージャーにCOMポート番号が
表示されますので、
ポート番号をメモしておいてください。

本例では、COM3になっています。

Omni-Rigのダウンロード
下記ページより、Omni-Rigをダウンロードしてインストールします。
http://www.dxatlas.com/omnirig/
zip形式のファイルですので、解凍して実行ファイルをインストールしてください。

以上、2項目は、下記1.及び2.に共通の準備ですので、済ませてから次に
お進みください。


1.HDSDRのCAT設定方法 (IF出力をRSP1/2に接続 - パンアダプター)

HDSDRを起動し、Options -> RF Front-End Configurationを開きます。

●[SDR on IF output, which is controlled xxxxx]
上記に、
チェックを入れ、ドロップダウンリストより[by Omni-Rig 1]を選択してください。

●Sync Mode
以下、希望する動作を選択します。希望動作にチェックを入れてください。
-Full sync in both directions (両方向完全同期)
-Independent Tune in HDSDR (HDSDR側単独のTune)
-Independent Tune, but sync on external change (HDSDR側単独のTuneで
はあるが、トランシーバー側の周波数変更に伴いHDSDRのTune周波数も変化)
-Full sync, except LO (LO以外は完全同期)

●IF-Frequency
ご使用のトランシーバーのIF周波数を入力しますが、本例では10000Hzを実際の
IF周波数に加えています。
1st IF TS-440S -> 45,050,000Hz + 10,000Hz = 45,060,000Hz
TS-440Sの第一IF周波数は、45,050,000Hzですが、RSP1/2とHDSDRのセットの場合、
中心周波数(LO)にスパイクが発生する場合があり、敢えて10,000Hz 中心周波数
よりズラすことにより、スパイクの影響を排除しています。

●Global Offset:
通常は 0 で構いません。

●Additional Offset per Mode in Hz
ここでは、トランシーバーのIFフィルター中心周波数と局発との差を入力します。
実際CAT連動を動作させながら微調整を行ってください。 最初は大凡の値を入力
しておきます。 (単位は Hz です。)
例:
LSB: 11500 (10,000 + 1500)
USB: 8500 (10,000 - 1500)
CW: 9200 (10,000 - 800)
必要に応じて他のモードの値も入れてください。
ご注意: 本例では、TS-440SのIFがアップコンバージョンとなっていますので、
LSB/USBが反転した値になっています。

●Mirror RF Spectrum in general
本例では、IFがアップコンバージョンになっていますので、ここに必ずチェックを入れて
ください。(チェックを入れないと、HDSDR側ではUSB/LSBが反転します。)

上記設定後、[OK]ボタンをクリックし、本画面を閉じてください。

●Options -> Cat to Radio (Omni-Rig) -> Omni-Rig Setup を開きます。

Rig 1のタブをクリックし、Rig type のドロップダウンリストから使用するトランシーバー
を選択してください。
Portのみ、先ほどメモしたCOMポート番号を指定してください。それ以外は、通常は
ディフォルトの値で構いません。
(こちらのリストに無いトランシーバーは、そのトランシーバーの
CAT規格をお調べ頂き、各ドロップダウンリストを手動で設定してください。)
設定後、[OK]をクリックして本画面を閉じます。

●Options -> Cat to Radio (Omni-Rig) を開きます。

○sync Rig 1 (inactive)にチェックを入れます。
○sync to Omni-Rig - Omni-Rigを同期させる場合はチェックします。
○sync from Omni-Rig - Omni-Rigからの同期を受け入れる場合はチェックします。
○sync Tune frequency/sync LO frequency - どちらかにチェックが入っています。
  パンアダプターモードでは、本来の機能はしませんので無視されて構いません。
○sync Modulation - 復調モードも同期させる場合はチェックしてください。チェックした場合、
 モードを変更した場合、相手側の受信モードも自動的に変更されます。
○set Converter Offset / Swap CW and CW-R  - 使用しませんので、チェックしないで
  ください。

以上で、CAT連動の設定が終了しました。トランシーバーの電源がONであり、CAT接続
ケーブルとRSP1/2がWindows PCに接続されていることを確認後、HDSDRの「Start]ボタン
をクリックしてください。受信が開始され、設定された通り(両方向制御の場合)、一方で
周波数を変化させると、他方の機器も同様に周波数が変化し、モードも同時に切り替わり
ます。

2.HDSDRのCAT設定方法 (RSP1/2を別アンテナで単独使用)
RSP1/2 + HDSDRをトランシーバーとは別アンテナで単独で使用する場合で、周波数、
モードのみ連動する場合の設定方法です。(トランシーバーの送信アンテナと、RSP1/2用
受信アンテナが近く、送信時にRSP1/2のアンテナがグランドされない場合は、RSP1/2への
入力が過大になり、RSP1/2を故障/破損させる場合がございますので、ご注意願います。


HDSDRを起動し、Options -> RF Front-End Congigurationを開きます。

●SDR hardware connected to antenna (default)
チェックが入っていることを確認後、[OK]をクリックして、本窓を閉じてください。

●Options -> Cat to Radio (Omni-Rig) -> Omni-Rig Setup を開きます。

Rig 1のタブをクリックし、Rig type のドロップダウンリストから使用するトランシーバー
を選択してください。
Portのみ、先ほどメモしたCOMポート番号を指定してください。それ以外は、通常は
ディフォルトの値で構いません。
(こちらのリストに無いトランシーバーは、そのトランシーバーの
CAT規格をお調べ頂き、各ドロップダウンリストを手動で設定してください。)
設定後、[OK]をクリックして本画面を閉じます。

●Options -> Cat to Radio (Omni-Rig) を開きます。

○sync Rig 1 (inactive)にチェックを入れます。
○sync to Omni-Rig - Omni-Rigを同期させる場合はチェックします。。
○sync from Omni-Rig - Omni-Rigからの同期を受け入れる場合はチェックします。
○sync Tune frequency - トランシーバの受信周波数にTuneを同期させる場合は、チェックします。
○sync to LO frequency - トランシーバの受信周波数にLOを同期させる場合は、チェックします。
○sync Modulation - 復調モードも同期させる場合はチェックしてください。チェックした場合、
 モードを変更した場合、相手側の受信モードも自動的に変更されます。
○set Converter Offset / Swap CW and CW-R  - 使用しませんので、チェックしないで
  ください。

以上で、CAT連動の設定が終了しました。トランシーバーの電源がONであり、CAT接続
ケーブルとRSP1/2がWindows PCに接続されていることを確認後、HDSDRの「Start]ボタン
をクリックしてください。受信が開始され、設定された通り(両方向制御の場合)、一方で
周波数を変化させると、他方の機器も同様に周波数が変化し、モードも同時に切り替わり
ます。




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